玄関屋根のハフ板の腐食をカバーしてほしいとのご相談 箕面市 施工実績

Before
After

案件名

玄関屋根のハフ板の腐食をカバーしてほしいとのご相談

種別

破風板工事

ポイント

箕面市にお住まいのM様より、玄関屋根の破風板に関するご相談をいただきました。
経年劣化によって腐食が進行した箇所があり、そのままにしておくと更なるダメージや雨漏りの懸念があったことから、迅速かつ的確な対応が求められた案件です。

はじめに、現地調査を実施。腐食の範囲や材木の強度を丁寧に確認し

「カバー対応できるか」
「除去が必要か」

といった判断材料を慎重に検討しました。
材木の腐食度合いによっては、上から覆うだけでは対応不十分となる場合もあるため、現場毎の条件を正確に把握することが重要です。
調査の結果、腐食部分の木材は安全性を確保するには除去が必要であると判断。
腐食部分を取り除いた後、角部など構造的に弱くなりやすい箇所に補強を施し、補強材を用いて強度を回復させました。
こうした下地処理と補強が、仕上げの品質を支える土台となります。

その上で、新たに設計・加工したガルバリウム鋼板によるカバー材を、現場の状況に応じて厳密に仕上げ。
既存の破風板の形状に合わせ、ガルバリウム鋼板を正確に加工し、現場での「細工仕舞施工」により、一本一本丁寧に仕上げました。
美観と機能性の両立を図る板金加工の精度には、吉永板金工作所ならではの技術力と熟練の技が光ります。

施工後には、ガルバリウム鋼板によるカバーが、廃材の除去・補強・加工取り付けすべてを経て、美しくしっかりと仕上がりました。
その見た目の新しさだけでなく、長期にわたる耐候性と防水性の向上が期待できる点も、大きなメリットです。

この施工は、ただ腐食箇所を覆うのではなく、しっかりとした下地処理と補強を経てからのガルバリウム鋼板による仕上げの工程を採用。
箕面市でのご依頼でしたが、池田市を拠点とする吉永板金工作所の、地域密着で培った経験と一級板金技能士による責任感ある施工姿勢が活かされた案件でもあります
今後も、「見た目」と「構造」の両面から施工の品質を追求する板金工事を通じて、地域の住まいを堅固に守り続けてまいります。